タテノリ・ヨコノリという音楽の分け方とリズムトレーニング法

リズムを聴く耳を育てよう!

音楽の「ノリ」を理解することは

リズム・ギターだけでなく、

アドリブ・ソロにおいても

欠かせない能力です。

 

リズムを聴く能力を育てることは、

自分の演奏をグルーヴさせることに

繋がっています。

 

今回は、

タテノリヨコノリという

2つの分け方について

お伝えしていきます。

 

こんにちは!サヤカです

 

タテノリとは

タテノリは、

上下に動くイメージを持っています。

落ちる感覚があり、

しっかりと地面を踏みしめるような

感覚にも似ています。

ロックシャッフル(ブルース)

タテノリの音楽です。

 

ヨコノリとは

ヨコノリは、

タテノリのような沈み込むイメージがなく、

ゆらゆらして、

落ちる感覚がありません。

 

タテノリのように、

踏みしめようとすると

つるっ、つるっ、と

すべってしまう感じがします。

 

スウィング(ジャズ)

ヨコノリの音楽です。

 

リズム感アップトレーニング法

リズムを学ぶとき、

歌が不得意であっても、

声に出して、

「ワン・ツー・スリー・フォー」の

カウントを歌うことが大切です。

 

加えて、腕の動きでリズムを感じることで

タテやヨコの違いを体感していきます。

 

日本語や日本の歌(民謡)が持つリズムと

ブルースを始めとするビートのある音楽がもつ

「ノリ」は大きく異なります。

ここは丁寧に練習していきましょう。

 

タテノリを感じる練習法

「ワン・ツー・スリー・フォー」と

カウントするとき、

裏から入るイメージで

腕を上下に回転させてカウントします。

 

このとき、裏拍は下側で回り、

表拍で上に向かう意識をしましょう。

 

「ン1(ワ)・ン2(トゥ)…」

というように、

先に「ン」が入るように

カウントするのが秘訣です。

 

「ン」を先に入れず、

「ワ」がメトロノームの

ぴっと鳴るところで強調されると

いかにも音頭のような節回しになります。

注意して練習しましょう。

 

▼詳しいシャッフルのリズムの感じ方はこちら

http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/2016/05/23/post-2138/

ヨコノリを感じる練習法

「ワン・ツー・スリー・フォー・」を感じるとき

「ツー」は「スリー」に向かうように、

「フォー」は「ワン」に向かうイメージで

腕を横に振るイメージでカウントしてみましょう。

 

「ツー」と「フォー」は

体の外側に向かい、

「ワン」と「スリー」は

内側に戻ってくるように振るのがポイントです。

 

また、

裏から入ることは

タテノリと同じです。

 

「ン」からカウントする

癖をつけましょう。

 

「ノリ」こそが、音楽攻略のカギ!?

「ジャズがわからないよ…」

というロック少年は

多く存在します(笑)

 

ロックを聴くように

ジャズに乗ろうとすると、

前述した通り、

掴み所がないというか

足の踏み場のない感じがしてしまいます。

 

こうした、リズムからのアプローチで

克服していくと

スウィングが気持ちよく

聞こえてくるでしょう!

 

では、ノリノリのスウィングを最後にどうぞ!

「It Don’t Mean A Thing」

(スウィングしなけりゃ意味ないね!)

をどうぞ^^

 


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